2007年5月21日月曜日

お寿司


サラリーマンだった頃、一番の息抜き(楽しみ)はお寿司を食べに行くことでした。
お店の引き戸を開けると、威勢のいい「いらしゃい」という声が聞こえてきます。明るい
照明の下、白木のカウンターが見える・・・どの席に座ろうかな・・・(たいていはお店
が指定してきますが・・)、今日のネタはどんなものがあるかしらん・・・などど心弾む
瞬間です。迷わずビールを注文。それからはじめは白身のお魚をおつまみに。必ず今日の
お勧めを聞きます。「ひらめはおいしいですよ。」とかいわれると、「では薄く切ってポン酢でお願いします。」なあんて・・・いいですね。楽しいですね。大好きなんです。お寿司が。だから毎週のように行っていましたから、お寿司を食べるために働いてるみたい、なんてよく思ったものです。
・・・・・ところがお腹に赤ちゃんができると、お寿司は少しもおいしくないし、お酒は飲めないし、そして生まれたら、夜は出かけないし・・・でここ2-3年すっかり出かける機会が減りました。

先日、ちょっとした記念に久しぶりに主人と(お昼ですが)お寿司を食べに出かけました。嬉しくなってご機嫌でたくさん食べて飲んで楽しみました。いいですね。やっぱりお寿司屋さんは。日本の文化ですよ。お寿司は。ところで、皆様知っていましたか?入り口に近いところにいる職人がそのお店で一番偉い人なんだそうです。それから、カウンターで小さな声でおしゃべりしていても、すし職人には聞こえていますよ!耳がとってもいいんですから。←これは体験によるものですが本当です。ちなみに(くだらないうんちくばかりですみません)関西方面に行くと、マグロはあまりもてはやされてはいません。白身やたこの素晴らしいネタがふんだんにありますから。江戸前はもちろん、神戸近辺でのお寿司も魅力的です。