2006年8月16日水曜日

2冊目の本(3)

本のなかでも一番準備の手間がかかるものに 「レシピとプロセス録り」
があります。作品の作り方を写真付きで解説する頁をつくることです。「本を見ながら作る方」
のためにわかりやすい文章と写真の構図を考えていきます。私自身が主に本を見ながらの独学だったのでなんども何度も読み返したり、
写真に目を凝らしたりした経験を思い出しながらの作業です。桜井さんと詳細な打ち合わせをし、コマ割りと文書が決まると、
今度は途中作品の準備です。これはお料理の番組を思いだしてくださればわかり易いですが、「時間の関係ですでに作ったものを用意する」
ということです。同じ作品の途中まで仕上がったものを何個も何個も用意します。それを8つの作品でつくるのですから、工程が一杯!!
「えーと」(よる年波で口癖となっています・・・とほほ)と、何度もいいながら脳みそを働かせての作業です。
撮影が近づくと家の中は撮影用の途中作品のsize="4">山・山・山・・・ なんとか準備も終わり、5月末の2日間が撮影に当てられました。
早朝から自宅に機材が入り、いよいよスタートです。1コマ1コマ場面を変えながら撮影、
ライターの方も説明書きを確認しながら進んでいきます。1コマにつき5カットほど撮るので、
1000枚以上の枚数を撮影することになります。(本当は撮影しているところを「撮影」したかったのですが、
余裕がなくできませんでした。残念・・・。)こちらも2度目なので順調に進み終了しました。
私は撮影が終わればホット一息ですが、今後の編集する方の労力を考えると・・・ご苦労が偲ばれます。著者は私になっています、桜井さんはじめ多くの方の力で本は出来上がっていきます。
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